鍼灸から医療について考えてみる

こんにちは、Kokiです。

 

 

 

 

 

突然ですが鍼灸ってなんか不思議ですよね。

 

というかなんか胡散臭いって思う方も多いかもしれませんね笑

 

 

確かにいきなり

気がどーのこーのとか、

うーん、腎が虚してますね

とかそんなこと言われても訳がわからないという気持ちになります。

 

皮膚に針を刺すだけでなんで効くの?

と素朴な疑問を持つことも十分理解できます。

 

 

僕もそうでしたから。

学生のうちも、

国試に通って鍼灸師になった後でも、しばらくはなかなか理解ができませんでした。

 

 

なので鍼でやることと言ったら、

基本的に張ってる筋肉に刺してほぐす!

電気流してほぐす!

血流を誘導して炎症抑える!

とかそんな基本的なことしかできませんでした。

 

 

でも今ではなんとなくですがもっと深いところまで理解ができるようになったと自負しています。

 

 

なので今日はがっつりと医療について話します。

 

鍼灸師の方でも、医療に興味がある方でもぜひ読んでみてください。

 

 

鍼灸の歴史などから考えて、現代の医学について見つめ直していきたいと思います。

 

 

(全て僕の意見、見解です。この記事の全てが正しいとは限りませんのでご了承下さい。

反対意見、コメント喜んで受け付けます。一緒に考えていきましょう!)

 

 

 




 

 
まず鍼灸とは何かを考える前に、

そもそも世に言う医療とはなんなのか考えてみましょう。

 

 

 

日本の法律で鍼灸は医療行為ではなく医療類似行為に分類されています。

 

 

なので鍼灸が医療だという認識は弱く、医療と言ったら

病院で医者に診てもらうこと

だという認識が強いです。

 

 

元々鍼灸は古くから日本で人々の健康を支えてきた伝統医療でした。

 

しかし江戸の終わりと共に、西洋の文化を積極的に取り入れようという革命が起きました。

日本の伝統は古い!

西洋の文化を取り入れ新しい日本を発展させよう!

 

これが世に言う明治維新です。

 

 

この国策の甲斐あって、日本は力を伸ばしました。

技術が発展してアメリカの様な大国を相手に戦えたのもこの革命があった結果です。

 

 

 

しかし、その大幅な維新行為により日本は西洋医学に焦点を当て始め、その結果あらゆる日本の伝統医療が途絶えてしまいました。

 

確かに、その時代は様々な民間療法が巷に溢れており、中にはとても理論に基づいているとは思えないものまであったようです。

その状態で医療行為を取り締まるのは国の発展のためには致し方ない気もしますが、それでも中には重要な健康の鍵を持った健康法もあったはずです。

 

 

そんな中、鍼灸も例外ではなく一時期は滅びかけました。

しかし当時の鍼灸師たちが様々な発見をして成果を挙げたこともあり、

その結果今では鍼灸はかろうじて、医療に近い行為という位置づけで生き延びている。

 

それが今の日本の鍼灸の状態です。

 

 

 

 

明治維新が起こった1868年

 

その当時は誰もが西洋の医学を

新しい技術で、科学を取り入れた最先端の医療!

だと思いました。

 

 

それからほぼ一世紀半が経過した今ですが、現代医学は変化を続けました。

 

その中には新たな発見により従来の考え方は間違いで認識が360°変わることもあります。

 

 

例を出すと有名な話ではマーガリンがあります。

マーガリンは今では他の油に比べて身体に悪影響だと認識されていますが、

出てきた当初は人造バターと呼ばれ、植物性油で身体にいいからたくさん摂れと言われていました。

しかし、マーガリンに含まれるトランス脂肪酸が様々な疾患を引き起こし、百害あって一利なしだということはもう周知の事実です。

 

 

みんなの常識が一つの発見で逆転してしまいました。

 

ここで、じゃあ本当に正しい医療ってなんなの?という疑問に辿り着きます。

 

今病院で行なわれている最先端の医療は50年後にはほぼ間違いなく古い治療法になっています。

 

そしてその50年後にはまた違う発見・考えが出てきているはずです。

 

 

つまり自分たちが信じている最新で正しい医療というものは存在しないようなものなんです。

 

 

19世紀末から物理学の世界でも大きな変化がありました。

それまでは世界中の物理学者たちが

“もうこれ以上の発見はない。人類はこの世の仕組みを数式で全て解明した。”

と信じていました。

 

一転し現在の(宇宙)物理学では、自分たちが見ている世界や認識している次元は、この世界のほんの一部に過ぎないという風に考えられています。

時間も過去から未来に進むだけではないし、物質も一箇所に留まっているわけではない。

この世界は自分たちが考えるよりもとても曖昧にできているということも今では分かっています。

未だに全て解明どころか、到底終わりなんて見えていません。

 

そもそも何億年とかけて自然が作り出した地球や、ヒトという生物をたった数百年の歴史の科学や現代医学が解明できるなんて、人間の慢心にしか過ぎません。

 

この世の構造なんて医療とは何も関係ない!と思うかもしれませんが、

医療とは機械などを修理するのではなく、ヒトという自然物を治療するものです。

それなのに自然や周りの環境との関連性を無視して治療するということの方が僕の中では不条理だと思います。

 

 

 




 

 

もちろん現代医学は必要です。

 

事故などで負った大きな外傷に対しては現代医学に頼るべきです。

骨折して、大量に出血して、ショックを起こしている時に鍼を打っている場合ではないです笑

 

 

ただ何かがあれば病院に行けば大丈夫というのが本当に正しいアイデアなのか今一度考える必要があります。

 

風邪や、熱などの内科系の疾患で病院に行く必要はほとんどの場合ないと思いますし、

医者が必ずしも正しい医療を提供しているとは限らないということを頭に入れ、自分で判断するようにしましょう。

 

 

 

 

最近診ている患者で、多発性骨髄腫により抗ガン剤治療を受けて足の神経障害が出てしまった人がいて、足先の疼痛に対して治療をしています。

 

知っている方も多いと思いますが、例えばこの抗ガン剤、

まずこれではガンは治りません

 

もっとも効きやすい種類のガンに対してでも消失率は40%程度しかありませんし、難しいガンに対しては5%にも満たないという結果もあります。

 

運良くこの確率の中、消失したとしても

この数字には転移や再発した際のガンは含まれていません。

つまり消失=完治ではないんです。

 

これがどれだけの確率のギャンブルかわかりますか?

どれだけ運が良くても転移や再発が続けば必ず負けます

 

 

その治療効果の不安定さに対して、抗ガン剤の副作用は100%訪れます。

細胞の分裂を阻害する劇薬は、健常な細胞にも影響し、人により程度がありますが食欲が落ちたり、髪が抜け落ちたり、神経障害などが出たりします。

 

その結果QOLは低下し、精神的にも肉体的にも消耗させます。

抗ガン剤により延命効果が確認された例は殆ど無く、多くのガン患者はこの抗ガン剤で亡くなったのかガンによって亡くなったのかわからないレベルです。

 

 

 

健康的な細胞が弱りきって、

ガン細胞が活発になっているのがガン患者の状態です。

 

そんな中、細胞を弱らせる薬剤を投与すればどうなるか考えればすぐわかりますよね。

 

健康な細胞が真っ先に死にます。

 

 

そんな子供でもわかるようなことですが、今でもたくさんの病院で抗ガン剤治療が行われています。

医者が抗ガン剤を進めれば疑いもなく患者はそれを受けるからです。

 

よく、”アメリカでは抗ガン剤が廃止されたのに日本では未だにやっている!”という方もいますが、アメリカでもヨーロッパでも抗ガン剤治療(Chemotherapy)はあります。

 

 

何も抗ガン剤の全てが悪いわけではありません。

(最近のニュースで副作用の少ない抗ガン剤が出てきたという記事もありました。仕組みを見るとそれもなかなか面白いので興味のある方は是非。記事→副作用のない抗ガン剤)

 

ただ患者はそのリスクと、それが正しい医療なのかを判断する知識と目が必要となってきます。

 

どの医者も抗ガン剤は基本的に効果がないということは分かっていることなのに、

それを承知で投与するということはそれ以外に良い治療法がないからです。

 

 

上でアメリカやヨーロッパでも抗ガン剤を行っていると言いましたが、日本とは違うところがあります。

 

それは癌にならない健康維持を目指しているところです。

 

 

 

食パンは買いますか?

もっちりとして美味しいですよね。

 

でもその真っ白なモチモチしたパンは今僕がいるニュージーランドではなかなか見つかりません。

 

国民の皆が白いパンは不自然で薬品が大量に入っていることを知っているからです。

なのであっても誰も食べないのでなかなか売られていません。

 

 

元々パンは白いものではありませんし、発祥のヨーロッパで食べられるパンは焼き立てでなければモチモチもしていません。

 

でも日本では菓子パンや食パンなど、精白パンが好まれていますし、今でもそれが殆どです。

 

残念ながらこれは

健康に対しての認識が低い結果だと思います。

 

 

アメリカやニュージーランドでは肥満などの問題も深刻ですが、少なくとも食事の面では気をつかっている人はかなり多いように思います。

 

 

健康維持を国が促進する。

その際に食事療法であったり、鍼灸、漢方などの代替医療がその真価を問われています。

 

つまり発症後に薬や手術で無理やり症状を抑える現代医学の考えには限界があるということに気づき、

だったら初めから患者の健康を管理して行こう。

という考えが強まって来ているのが、今ヨーロッパやアメリカで鍼灸のような代替医療が発展してきている理由でもあります。

 

 

もちろん保険などの制度も大きく違うため国民が自分たちで健康管理をするというモチベーション自体が違うのも仕方ありませんが、

“病気になれば病院に行こう”の日本とは大きな考え方の違いです。

 

 

 




 

 

 

 

上に述べた通り、正しい選択をするには知識が必要になってきます。

 

でも今の時代、実はみんなが博識なんですよ。

 

 

一昔前はある知識を得るには図書館で本を読むか、

既に知識ある人に話を聞くくらいしかできませんでした。

 

 

今では知りたいことがあればどうしますか?

 

多分みんなGoogleで一発です。いつでもスマホでできます。

調べ方によっては世界中の知識が集まります。

 

日本語で調べれば日本の情報しか出ないので、その分限られますが

それでもひと昔前より桁違いの情報量です。

 

 

 

インターネットには嘘の情報がたくさんある!

そういう声がよく聞こえますが、正しい情報を選ぶ目を持ってさえいればそこは問題ではありません。

 

 

逆に

テレビのニュースやラジオは全て正しい情報なのか?

市販の本は全て正しい情報なのか?(著者の名前と経歴だけで意見が正しいとは限らない)

解剖学や生理学の教科書は全て正しい情報なのか?

そう考えていくと、多分違いますよね。

 

 

多分インターネットと大差ないくらい、

間違いや嘘が溢れていると思いますよ。

 

なのでそれを盲目的に信じている方が危ないです。

 

 

インターネットがない時代、正しい情報はなかなか行き渡りませんでした。

 

明治維新後、現代医学が最先端だと周りのみんなが言えばそれが正しい情報だとみんな考えました。

対戦中アメリカに劣勢でも、ラジオで、そして周りのみんなが日本の勝利は目前だと言えば、みんなそれが正しいと信じました。

ナチスドイツ時代では、どんなに不条理な状況でも兵隊の士気を上げるため、整列した際に上層部を列の交互に配置させ、さも周りのみんなの士気が高いように見せかけて兵隊の士気を上げさせてました。

 

歴史を見ても情報を疑わない人は盲目的に信じてしまうことから後で間違いだと気づくことも多いんです。

 

それが起こるのは自分でそれが嘘か誠か考える癖がついていないからです。

 

 

 

今の僕たちはその時代とは違います。

 

情報は調べようと思えばいくらでも手に入ります。

世界中、どの国の人とも情報を共有できます。

 

なのでそれを目一杯活用してください

CMにも、ドキュメンタリーにも、ドラマにも、嘘の情報はいくらでも隠れています。

 

 

 

盲目的に信じて情報に踊らされるのは危険なことだと認識していきましょう。

 

 

情報を選ぶ目を養うのは時間と経験を要します。

 

もちろん僕も自分の信じている認識が必ずしも正しいとは思っていません。

 

 

生まれてまだ25年程度の僕が間違いない情報を常に選び続けていけるわけがありません。

 

でも上でも言った通り大事なのは考える癖をつけることです。

 

間違いは誰でも経験します。

でもそれも自分で考えた結果であればそれは”失敗”ではなく”経験”になります。

 

それを繰り返してれば50歳くらいになる頃にはもっといい目を持っているかもしれません。

 

一方で常識を疑わず、与えられた情報をただ信じてきた人は50歳になっても見極める目はあまり持っていないかもしれませんね。

 

 

世界中が繋がった今の世界では、

これまでの時代よりも情報が大きな武器になります。

 

 

 

 

医療の話から話がどんどんでかくなっていってしまった笑

 

 

でも結局は、

病院なら間違いない!や、鍼灸なら間違いない!

というような決めつけを持つのは危険だ、ということです。

 

 

僕の経験上、割と日本人にはそういう方が多いと思います。

鍼灸は肩こりや、腰の痛みに!

病気の時はとりあえず病院!

という認識を勝手に持っていませんか?

 

 

この常識を疑ってみることから始めるのも大きな一歩です。

 

 

 

最後に、僕が何度か見たことがある一文をここに上げます。的を得たいい問いです。

 

“すみません、極論を言います。

出会って最速一時間で簡単に命を預けられる最強の宗教とも言える医療に疑問を持ったことはありませんか?”

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