今欲しいものをなんでもあげよう。
そう言われば何が思いつきますか?
どんな人でも多分何かは思いつくはずです。
自由な時間、一軒家、車、ブランドの服、海外旅行など
何でも貰えるとしたら数えればきりがないと思います。
でもここで
100億円!
などとお金を思いついた人もいるかもしれません。笑
お金は便利です。
上記に書いた例のいずれも、お金さえあれば簡単に入手できます。
なのでお金があって困ることはほとんどありません。
しかし現実ではそんなに都合よく100億円が貰えたりはしません。
大事なことは、お金を得るために何を代償とするかです。
場合によってはお金の便利さに目が眩み、お金よりも大事なものを代償にしてしまっているかもしれません。
つまるところ今回は
若いうちはどんどんお金を使いましょう
という記事です笑
Contents - 目次 -
お金は価値ではなく、手段
お金は便利だと書きましたが、
便利ということと、価値があるということは似ているようで違います。
基本的にお金には価値はありません。
お金は引き換えに価値のある何かを得られるだけです。
お金がいくらあってもそのお金がそのまま価値のある何かに変身する訳ではありません。
お金と引き換えに価値を与えてくれる誰かがいるからこそ価値に変えることができるのです。
何百万あっても農家がいなければ食に窮しますし、いい車が欲しくても作る人がいなければいい車に乗ることもできません。
もしも多額のお金がいることでも自分でできることであればそれに代金を払う必要はありません。
お金というのは自分が持っていない価値を別の誰かから貰い受けるための手段にすぎません。
お金は国に依存する
お金は大事だからいざという時のために少しでも貯めよう
と考える人は多いと思います。
確かにお金があればそれに越したことはありませんし、少しでも多くあると安心です。
しかし常に頭の中に置いておかなければならないことは、お金の価値を決定するのは国です。
円を持っていれば日本に身を委ねることになりますし、NZDを持っていればニュージーランドに身を委ねることになります。
もしも日本円の価値が下がって円安になれば、たとえ国内では同じ額でも世界的に見るとお金の価値は下がってしまいます。
なので国の銀行に預けていて、表示される金額は変わらずとも持っているお金の利用価値は常に変動しているのです。
一つの国にずっといれば気づくことはあまりないかもしれませんが、お金の価値は常に国に決められてしまうということは頭にいれておかないといけません。
老後への貯金よりも今への投資
老後のために今から貯金をしているという方もいるはずです。
ある程度の年齢になればそのあたりも考慮しないといけないことは間違いありません。
しかしそれをあまりにも早くから始めてしまうと、時間を無駄にします。
上に書いた通り、金額の価値は常に国に依存しています。
もしも20代の僕が老後の為とか言って一生懸命節約して1000万貯めたとします。
しかし現在の1000万が僕が老後を迎えた時、つまり50年後でも今と同じ1000万の価値であることはほぼありません。
半世紀前の日本と今の日本を比べて見ると円の価値が違うことは歴然ですよね。
貯金とはそれくらい不安定なものであるにも関わらず、銀行が言う言葉は、将来のため、安心の貯金です。
銀行も国家絡みの商売です。うまく皆を口車に乗せて皆にお金を預けて欲しいのが銀行です。
貯金とは安心安定ではなく、一種のギャンブルです。
ではお金を無駄にしないためにはどうすればいいのでしょうか。
それは自分に投資をすることです。
投資とはお金の代わりに知識や経験を得ることです。
それによって得た経験はあなたのものです。国のものではありません。
その経験の価値を決めるのは他でもなく自分です。
国次第で価値が決まるお金よりもだいぶマシですよね笑
知識や経験は荷物にもならないし、誰もそれを奪えません。
架空の数字を貯める事よりもよっぽど価値があると思います。
節約の代償
貯金が大事という考えを持つ人は節約をします。
節約が出来ればお金は溜まっていくかもしれません。その代わり失われるものがあります。
それはお金よりも大事なもの、時間です。
手元に1万円があるとします。
それを使わずにずっと置いておくとその価値は1万円のままです。
それが貯金です。
もしもやりたいことができた時や価値があるかもと思ったことがあっても、その1万円を使わなければ結局は何も変化はありません。
しかしその1万円を勇気を出して使って、自分が価値があると思ったことを一生懸命やったとします。
するとその1万円は消えますが、経験と知識が入ります。
その経験と知識を使うことによって2万円の価値を生み出すことができるかもしれません。
そうなれば本来持っていた1万円が倍になったという事です。
それが投資です。
次はその2万円を使ってさらに大きな経験と知識を得ることができます。
またそれはその倍になるかもしれません。
もしかしたら失敗してその2万円を失うかもしれませんが、それでも以前に得た知識と経験によって2万円を生み出すことができるようになっています。ということはまたいつでもそこからやり直せると言うことです。
次は以前の失敗を活かして、改善してから望むので成功率はさらに高まります。
そうやってどんどん失敗しながらも自分の価値を高めていけば、最終的には貯金よりもよっぽど価値があるものが得られることは明確なのです。
さて、そうなった時に大事なことはそれをどれまでやれるかということ。
どんどんと経験や知識が増えることはいいのですが、それを得るためにはお金の他に時間も必要となるのです。
際限のないお金と違い、人の一生の時間は限られています。
お金よりも何よりも時間が大事です。
節約するためにお金を使わないということは、経験と知識を得るチャンスを引き延ばしているということです。
そうなるとただ時間だけがどんどん過ぎていきます。
お金を渋って、経験を積めないことは時間の無駄です。
お金を使わずにある程度の数字が口座の中に溜まっていても、それは全て虚無の数字です。いくら貯めたとしても経験や知識がなければその虚無の数字の中でしか生きられません。
それよりも、自分自身に価値を作りましょう。自分に価値さえあれば、生きるフィールドは無限に広がるのです。
終わりに
今回は突然ですがお金について書きました。笑
若い人であれば老後のためにお金を貯めるのはやめて、好きなことに使った方が全然価値があると僕は思います。
逆に貯金をすべき場合ももちろんあります。
リタイアしてもうある程度自分の人生に満足してしまった人は、お金を少しでも貯めると安心なことには変わりません。
また留学や学費などのさらに大きな投資のためにお金を貯めることも重要だと思います。
もちろんそれには時間が犠牲になるのですが、それを考慮した上で価値があると自分で思うのであれば節約生活を送ることは無駄ではないはずです。
僕はこんな考えなので自分が価値があると思ったものにはよくお金を使います。
先日もいい感じの20万円ほどのカメラを購入してしまい、毎日遊んでいます笑
と言うわけでこの際本格的に写真家になろうかとも思いつつ、カメラを買ったことへの自分への言い訳も含めつつの記事でした笑
お金の使い方の参考になれば幸いです!