前回の記事で書来ましたが今月でNZでの仕事が2年経過し、ポイントが達したことにより永住権の申請が可能になりました。
ニュージーでの永住権の申請で必要なことは語学力の証明。
という訳で受けてきましたIELTS。
まだ結果は出ていませんが今回はIELTSについてとその手応えとか問題とかをかなりうろ覚えですが覚えている範囲で書いていきます!笑
ちょっと長めの記事ですがIELTS を近々受けようと思っている人や、興味がある人はぜひ読んでみてください!
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ニュージーの永住権に必要な英語力
繰り返しますがニュージーの技能移民では
IELTSやTOEFL、PTE academicなどを受けて十分な言語能力を有していることを証明しなくてはなりません。
(immigration NZのページに受け付けている他のテストについても書いてあります。
TOEICや英検などはもちろん不可です笑)
永住権の申請のためであれば上に書いてあるどのテストでもいいですし、僕は受け比べていないのでわからないのですが
各テストそれぞれに特徴があって人によってポイントの取りやすさがわずかながら変わるようです。
僕はどちらにしても大学院に通う予定なのでIELTSは避けられません( TOEFLでもいいのですが、、)
なのでどうせなら問題に慣れとこうということでIELTSを受けることにしました。
ちなみにニュージーの永住権のために必要なIELTSのポイントは、
この通り、Overall score 6.5 (General or Academic)となっています。
大学院に行くのに必要なスコアがだいたい各セクション7もしくは7.5以上ということを考慮すると、
このポイントはそこまで難しいスコアではないかもしれません(と思いたい笑)。
IELTS(International English Language Testing System)とは?
IELTSがどんなテストか知らない人のためにチョロっと解説します。
IELTSはリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのセクションを受けるテストです。
それぞれスコア9が最高となり、スコアは0.5刻みで変化します。
その4つのセクションを平均化させた数値がOverallスコアになります。
先ほど書いた通り英語圏の大学院に通うならこの全てのセクションで7か7.5以上。
大学なら6か6.5ぐらいが必要になるスコアです。
(ちなみに僕が語学学校で行ってたマレーシアの大学は5.5で入学可能でした)
IELTSの種類ははGeneralとAcademicに分かれていて
留学であればAcademic、永住権や仕事のためであればGeneralになります。
と言っても問題や出てくる単語などはAcademicの方が難しいので、Academicを取っていればGeneralが必要な分野だとしても受け入れられるはずです。
この二つの違いはリーディングとライティングのみで、リスニングとスピーキングはどちらも共通になります。
あと勘違いしてはいけないのはGeneralの方が簡単だからスコアを取りやすいわけではないということです。
採点の基準はGeneralの方が厳しめなので、結局は取れるスコアは多くの場合どっちもどっちに落ち着くようです。
まぁ簡単な情報としてはこんなとこでしょうか。。
調べれば色々と情報は出てくるのでもっと詳しく知りたい人はそれを参考にするといいと思います。
僕は留学を考えていますが今回のIELTSは永住権のためです。
IELTSで取った点数は2年間しか有効ではないため、大学院に行く時にはもう一度Academicで受け直す必要があります。
なので今回はGeneralで受けることにしました。
応募から準備まで
IELTSの応募自体はwebぺージからいつでもできます。
割と予約でいっぱいだったりするので基本的には2週間後くらいには受けれますが、時期によっては一カ月近く待つ必要がある時もあるみたいです。
受験料が日本円で3万ちょいするので割と財布に痛いです笑
テストに応募したのは試験を受ける約2週間前。
最後にしっかりと英語を勉強したのがいつだったか思い出せないくらい学術英語から遠ざかっていたのでそれまでにしっかりと準備できるか不安でしたが、
“まぁダメだったらもう一回受けよう。受験料高いけど”という安易な心構えで応募しました。
そして当然ながらその安易な考えは準備にも影響します。
なんだかんだ引っ越しとかで忙しくてあっという間に試験の1週間前になりました。笑
”流石にやばい。受験料高いから払いたくない!”と急激に焦り始め
そこからは前のフラットメイトから預かった対策本を開いて問題の練習に励みます。
ちなみに本はこれです。これ一冊のみで挑みます(どうせ時間もないですし笑)
まず週末にリーディングを解いて見たところ
“やばい、全然わからん”
となりながら時間切れになってしまい、自分の準備不足さを呪いました笑
ただ言い訳をするとその時は寝起きでしたし、半端な気持ちで始めてしまったので、
その問題の難易度に対する心構えが全くできていなかったのです苦笑
という訳でちょっとベーカリーへ散歩に出かけてコーヒーと朝食を済ませ、
心を決めたのちに再び問題に取り組み始めました。
その後一通りリスニングやリーデングを解いた感触だとしっかりやれば案外いけそうなことが判明。
実際のテスト通りにやって見ても最低スコアでも7.5、多くの場合8以上のスコアが出てたので一度問題にさえ慣れれば
僕の英語力だと一応IELTSには太刀打ちできそうということが分かりました。笑
それにどうやらこの本はAcademic用らしいのでこれの問題が解けるようであればGeneralだと大丈夫そうです。
最初の絶望感に比べるとひとまず安心はしましたが、
リーディングの時間はまだギリギリですし、ライティングに至っては時間切れかつ文字数不足という結果に。。
同僚にライティングを確認して貰ったり、仕事が終わったら練習という日を繰り返して、、
改善の余地を多大に残したまま、あっという間にやってきました4月7日、IELTS当日!
まだまだ練習不足だがうまくいくのか。。。!?
いざ、勝負!
筆記試験は午後からだったので当日の朝スピーキングからの開始です。
直前に足掻いでも仕方ないのでコーヒーを飲んでリラックスしてから会場に向かいました。
会場に着いたらパスポートをチェックし、指紋を取り、結果に記載される顔写真を撮ります。
重大な場面で利用されるテストなだけあって厳重ですね。
受験者が待っている部屋に通されて座っていると試験官に名前を呼ばれました。
試験開始です。
・Speaking
どんな感じの質問が来るか練習問題は本に記載してあったのでだいたいどんなことを話すかはうっすらとですが考えていました。
それでも基本的にはいつも全く違う質問が来るのでぶっつけ本番ってことで
練習は一度もせずに臨みました笑
日常は基本英語で会話しているので多分大丈夫だろう思いながら。。
試験官のレイチェルに名前を呼ばれた後は、軽く雑談しながら部屋に向かいます。
この雑談、割と大事です。
点数には関係ありませんが、ここで仲良く話してれば試験中も気軽にできると思います。
IELTSのスピーキングは3つのセクションに分かれています。
セクション1は普通の雑談のような感じです。
名前や、出身、何をしているか等を聞かれたのち簡単な質問をされます。
僕の場合は、
・仕事は朝早くから始めるのが好きか。
・子どもの頃の将来の夢はなんだったか。またはその時とは違う考えを持っているか。
・エクササイズは好きか、またその理由。
・日本の人たちはエクササイズをしているか、またその理由。
・これからも自分はエクササイズを続けて行きたいと思っているか、またはその理由。
等といった質問がきました。
そんな感じで軽く5分くらい話した後、セクション2に移ります。
セクション2ではトピックが書かれたカードを渡されて、1~2分でスピーチをすることになります。
スピーチの前には紙とペンを渡され、1分間の準備時間が与えられます。
話の構成や時間も問われるため、スピーキングではかなり重要なセクションの様です。
トピックは英文が思い出せないので日本語訳で書きますが、聞かれた質問は以下の通りです。
”子どもの頃によく遊んだおもちゃについて説明しなさい。
説明にはどうやってそれを得たか、何歳ぐらいの頃か、一人で遊んでたか友達と遊んでたかどうかを含めること。
そして何故そのおもちゃがあなたにとって特別なものであったか説明しなさい”
という質問でした。
1分間の準備をした後に話し始めます。
僕が話したのはハリーポッターの杖についてです笑
実際には持っていなかったのですが子どもの時からハリーポッターが好きでよく友達と森を冒険していたのを思い出して、それを混ぜ込みながら話を作りました笑
もちろんIELTSは英語力のテストなので嘘OKですよ!
覚えている点では
”友達と決闘遊びをするときには木から棒を取って”と言いたいところでSnap off という言葉に詰まってしまい、
took a twigと言い換えてしまったところは覚えています。
明らかにつっかえていたので試験官も笑ってましたもん。笑
とはいえ重大なミスをおかした覚えもなく、スピーチが終わった時間も丁度だったのでよかったとします。
セクション3ではそのセクション2で話した内容と関連することについて話をして行きます。
セクション1よりも自分の言ったことに対して突っ込んだことを聞いてくるので臨機応変に対応する必要があります。
聞かれた内容はうろ覚えですが、
・おもちゃが子どもにどんな影響を与えるか
・大人は子どものおもちゃの保持を規制すべきか
・おもちゃが映画産業に与える影響はどんなものか
などでした。
パート1よりも自分が話せる時間は長い上、自分が言った意見への追求もあるので質問自体の数は少なめだった気がします。
おもちゃの規制についての会話で覚えているやり取りでは
子どもには銃のようなおもちゃを渡さない方がいいのではという意見もあるけど、歴史や映画などの影響から銃の存在を消すことはできないから下手に規制し過ぎると3Dプリンターとかで違法でもっと危ないものを作る子達も出てくるはず。
だからある程度は自由にした方が子ども達の余計な興味を引き立てることもないと思う。
というようなことを言いました。
試験官のレイチェルも“私もそう思う”とか相槌を打ってくれていたのでありがたかったです笑
そんなこんなで15分くらいで終わったスピーキング。
学術英語を多用するわけでもなくほぼ普通に話しただけなので特に過度な期待はしていませんが、
出来はそこまで悪くないんじゃないかなぁと思いながら終えました。笑
その後、筆記試験開始までは二時間近く時間があったのでオークランド大学近くのスタバでまったりしてました。
午後のテストは3セクションを一気に受けるのでスピーキングよりも体力的に断然ハードです。
なので学力も大事ですが自分はできると信じ抜くこともかなり大事です。
リスニングもリーディングも緊張せずに練習した通りにやれば7か7.5は間違いなく取れます。
一方練習では時間と文字数が十分だったことが一度もないライティング…
ライティングに嫌な予感を覚えながら午後の時間を待ちます。。
一つの記事にまとめようとしましたが予想外に無駄話がすぎて、かなり長くなってしまったので一旦ここで切ります!笑
残りの3セクションは次の記事で↓!(興味のある方のみ笑)
結果の記事はこちら↓