人生は選択の連続です。
今僕がNZにいるのも、
鍼灸をしているのも、
過去の選択があった上で成り立っています。
まぁ当然ですね笑
2018年に入ってからもうすぐ一ヶ月経とうとしていますが、
昨年の後半は僕の中でこれからについて揺れている期間でした。
今ではその選択に自分の中である程度の決着がついたので、これからの僕の人生計画について
こうして記事にしてまとめてみたいと思います。
完全に僕個人のつぶやき記事ですので興味がない人は飛ばしてください笑
そして逆に興味を持った人はどうぞいつでも連絡を笑
僕は今ニュージーランドにいますが、
ニュージーランドに来た理由は将来的にこっちでクリニックを開業しようと考えていたからです。
なので開業となるとこの国で永住権をとることが必須になります。
ニュージーランドの永住権を取得するのはそこまで難しくはありません。
僕が来た当初よりも法改正で難しくはなりましたが、ある程度の条件さえ揃っていればビザは降ります。
なので当初の計画も問題はなく進めることはできます。
しかしここ一年、別の問題が浮上して来ました。
それは毎日治療を続けることにワクワクを感じなくなったこと。
たとえこれから自分のクリニックを持つことになっても、毎日患者を診続けることでワクワクするようなことがあるかと考えると疑問しか浮かびません。
仕事だと割り切ってしまえば良いのかもしれませんが。。
もちろん経営を考えたり、患者にいかに満足してもらうかを考えることは楽しいとは思います。
今はクリニックに勤務しているだけなので経営者となると全く違った難しさ(楽しさ)があるはずです。
しかし、それが本当に僕のやりたいことかと考えるとたぶん違う、と思ってしまうんです。
その未来を想像したときに、頭が沸騰する感覚を感じないんですよね笑
たぶん経験したことがある人は少なくないと思うのですが、
自分がなにかをしたいと強く願い、未来を想像し、それに対しての道筋が繋がったとき、
脳が熱く燃える感覚がありますよね?
脈拍が上がり、アイデアが溢れて止まらなくなる、思考のゴールデンタイムです。
僕がその感覚を強く覚えるときは、大抵治療をしている時ではなく、
人体の構造や治療のプロセスについて思考を巡らしている時です。
なので僕は、治療をすることよりも理論を組み立てている時の方が楽しんでいるのかもしれません。
頭の中にはあるアイデアがあります。
成功すればたぶん医療全体の認識や常識から変えてしまえるものです。
僕は医学とは存在しないものだと思っています。
科学に依存する現代医学を始め、東洋医学や、中医学、もちろん鍼灸も
嘘や間違いをはらんでいて当然だと思っています。
自然医療か、現代医療かなどと言った議論の前に
僕たちは医療に対する認識から変える必要があります。
ではその認識をどうやって変えていくか。
これが簡単ではありません。
”多くの人が昔から信じていること”=”真実”ではなく、
むしろ大半は最先端の認識にはついていけないものです。
しかし世の中の流れを作るのは常に多くの人が信じていることです。
そして例えそれがどんなに間違っていようともその影響力は多大です。
さらに厄介なことに大半の人が新しいものを理解しようという姿勢すらはじめから持っていません。
そうなると変化を起こすには、多くの人が一瞬で理解できるほどにわかりやすい何かを見せてやる必要があります。
現代医学や科学が多くの人の信頼を得ているのは、わかりやすいからです。
もともと抽象的なこの世界に神や仏という形を与えわかりやすくしたのが宗教で昔の人類には大きな影響を与えましたが、
人体の構造を機械のように目に見えるようにわかりやすくして、さらに皆が理解できるようにわかりやすくしたのが科学であり、現代の医療です。
それが現代医学がメインの医学になっている由縁です。
となれば鍼灸をやっていたりしても、それがメインになって医療の認識が変わることはありません。
なぜならわかりづらいからです。
たまに鍼灸や東洋医学を信じ、現代医学は信じないという偏った考えを持った治療家もいますが、
それではいくらその道を極めても、偉大な治療家になっても大きな流れにはなりません。
うまく行っても宗教です。
物事を変えるためには、現代医学側から変化を起こす必要があります。
そうしない限り、鍼灸はこれからもずっと代替医療、もしくは医療類似行為止まりでしょう。
僕が考えていてワクワクする未来とは、
クリニックで毎日毎日目の前の患者を診続けることよりも、医療を根本から変えてしまう未来です。
そこに行く第一のプロセスとして、まずはそのステージに上がる必要があります。
僕がここで何を言おうと、どんなに明確な理論を組み立てようと今の僕では何もできません。
よってまずは勉強に戻る必要があります。
僕が持っているのは学士号までなので、博士号まで上がらないことには研究のしようもありません。
それからが初めて僕のスタートです。
Long shotです。
また、全く違う分野にも足を踏み入れることになりそうなので協力してくれる頭の柔軟な研究者が必要になります。
これらを実現するためには時間を無駄にはできません。
(僕ももう20代後半に差し掛かりました笑)
ニュージーの永住権を完全に取得するには、
永住権が降りてから2年間NZに住む必要があります。
僕がアプライしようとする大学院は他国にあるので、
時間を惜しみ今年中に NZを出るか、
もしくは永住権をとるまで待つかという二択に揺れてました。
最終的に僕が選んだ答えは、、
今年永住権にアプライします!
そして2年間の間にとことん準備をします。
英語圏ではないので言語の勉強も、留学費用も、
あちらでの資金調達の確立もこの2年間の間でできればと。
難しい計画だけど、やってて面白いのであれば
達成できなかったとしても何かが残るに違いない。
そんなわけで久々の記事、そして近況報告でした!
力説しといて結局残るんかい!というツッコミはどうぞお仕舞ください笑
まだ僕はしばらくニュージーランドを楽しみます!