こんにちは、Kokiです。
僕は今年に入って海外生活が4年目になりました。
正確には4月から4年目になりますが。
まだまだ海外生活を長くしている方たちと比べると短いものですが、この4年間いろんなところに行って、いろんな友達を持って、いろんな経験をしてきました。
ぶっちゃけ日本国内しか知らなかった時代から、自分の中で価値観が変わりすぎて、日本をでてからまだ4年程度しか経ってないんだ、と逆にかなり短く感じます。
そんな感じで自分も徐々に”海外の生活長め組”に入ってきているかと思います。笑
そこで今の自分が考える上で、海外生活で必要だなと感じる考え方について書いていきたいと思います。
海外に住んで、文化の違いや生活様式の違いに遭遇した時にあなたはどう考えますか?
”海外で暮らす”
そう言うと敷居が高く感じる方も多いんではないかと思います。
母国外で暮らすという事は、もちろん簡単ではありません。
ビザの問題、文化の問題、言語の問題、人種の問題、、、
言い出したらきりがありません。
これらの問題は海外に住んでいる以上、ずっと付きまとうと思います。
まずはそれらのストレスと付き合っていくことが海外生活では強いられます。
しかしそれらの問題、慣れればあまり問題ではありません。
それを一気に解決する方法があるからです。
ズバリ、
小さいことを気にしない。
なんだそんなことか
と思っているかもしれませんがこれが本当に最強です。
この考えの癖を身につけるだけで多分大抵の問題は乗り越えられるし、
僕が今まで会った海外生活が長く、そしてその暮らしを楽しんでいる人はみんなこの能力を身につけていると思います。
うん、ちょっとざっくりしすぎました。
なのでもっと細かく説明します。
まず海外に住み始めた時に、やめるべき考え方があります。
なんでも日本と比べてしまうことです
日本という国は、かなり発展しています。
便利です。接客もおもてなしも一流だと思います。
多分その点では世界で一番ではないでしょうか。
アメリカの友達も、ヨーロッパの友達も、東南アジアの友達も、
みんな日本に観光にいった後は感動して帰ってきます。
僕を含め、多くの日本人はそんな日本で小さい頃から過ごしてきました。
その便利な環境が僕たちにとっては当たり前でした。
それは言い変えれば、海外に住む以上どこでも日本よりも足りない部分が出てくるはずなんです。
日本から海外旅行に行ったり、海外に引っ越したりしたら最初は多分みんなこう思うと思います。
店も品物も少ないし不便だな。
店員の態度がひどいな。
仕事もなんでも適当だな。
街が汚いな。
ヤベェ、トイレに紙がない。
ニュージーランドなんでショッピングモールが7時に閉まることがザラです。
9時くらいにはバーやパブを除いてほとんどのお店が閉まってしまいます。
24時間のコンビニなんてないです。
でもこっちではそれが当たり前なんです。
みんなそれが当たり前だから、日本に観光に行った時にすごいって思うんです。
なので日本を基準に考えて比べてるうちは、他国に対して不満は消えません。
日本ではこんなことないのに
僕も問題が起こる度に何度思ったことか笑
でも文化も宗教も歴史も国民性も違う国ではそんなことばかりです。
みんなは普通だと思って感じているものに対して、いちいちストレスを貯めてたらなんか損してる感じがしませんか?
だったら小さいことを気にせず自分の基準を滞在中の国まで下げましょう。
コンビニが24時間空いてなくて、12時までしか空いてないのなら閉まる前に行けばいい。
仕事を頼んだのに時間通りにやってくれないのなら、待ってるんじゃなくて電話をかけまくればいい。
トイレに紙が置いてないならティッシュを持ち歩けばいい。(ポケットにティッシュを入れたくないバッグ持たない派の人へ。僕はいざという時のために財布にいつもいらないレシートを多めに入れてました笑)
この国のこんなところがダメだ!
そう言うのは簡単です。
でもそこにストレスを溜めてしまう人もいれば、あまり気にしてない人もいます。
つまりストレスを溜めるか貯めないかは自分次第なんです。
イライラして国に馴染めないのは、その国の責任ではなくて自分の責任。
そう自分に言い聞かせて生活を考えてみてください。
多分多少の問題が起こった時でも、自然と軽く笑って流せるようになっていくと思いますよ。
上に書いた考えが身について海外の暮らしに慣れた時、
帰国したら素敵なことが起こります。
日本への逆カルチャーショックです。
なんだこのコンビニの品揃え!
なんだこの店員の丁寧な対応!
本屋で何時間も過ごせる!
タクシーのドアが勝手に開く!
トイレに紙がある!
日本がすごい国だと再確認できます。
でも数週間も日本で過ごしてたら、その感動も感謝もどんどん少なくなっていくんですよね。
そしてそれが当たり前になった時に、日常での別のところに不満を持ち始める。
結果的に不満を持つ人は日本にいようが海外にいようが、どこでも不満を待ちます。
周りが悪いんじゃなくて、ささいな事でストレスを溜める自分を変えていこう。
その考えで不満は解消されていくものだと僕は思っています。
その考えが自然とできている人は海外での生活で
イライラと文句を述べることはせず、ゆるりと問題と付き合って暮らしています。
問題と共存して生きていける力はどこに行っても強いです。
🙂