NZの首都・ウェリントンへ科学者と討論しに行ってきた話 その2

今回は昨日の記事の続きです!

まだ読んでいない方はそちらを先にどうぞ!

ウェリントン旅その1

 

1日目はウェリントンで知り合いと合流し、討論というよりもいろんなことを雑談しながら観光を楽しみました。

 

前回はそのことばかりでしたが今回の最後には話していた内容についても少しだけ書こうと思います。




ウェリントン 2日目

 

前日の話し込んで2時前に寝て起きたのは7時半ごろでした。

睡眠不足。

 

しかも前日の晩まで気づかなかったのですがこの夜からサマータイムが始まりました。

NZでは夏になると時計が一時間進むのです。なので時間が変わる晩は通常より一時間短い夜になります。

 

普通なら2時に寝て7時半起きなら5時間半睡眠のはずですが、この晩だけは4時間半しか寝れていないことになります。

睡眠不足。圧倒的睡眠不足。

 

 

というわけで朝からボタニックガーデンを歩こうという計画でしたが、眠いからパス

旅にはプランを変える余裕も必要です笑

 

少しぐーたらしてコーヒーを飲みながらドイツ人のオーナーを交えた三人で談笑。

9時半頃に家を出ました。

 

1日目に負けないくらいの快晴!

 

曇りが多かったりするウェリントンでは二日連続でこんなに晴れていることは珍しいそうです。

これは間違いなくウェリントンにウェルカムされてますね。

 

 

午前中にちょっとだけヴィクトリア大学に。日曜なので学生は少なかったですがキャンパス内をうろちょろ。

 

特別に研究室もほんの少しだけ覗かせていただきました。

とても興味深いものばかりで写真に撮りまくっていたのですが、極秘事項が含まれてそうなので写真は自粛します笑

 

キャンパスからの眺めはなかなかいいです。

なにやら盛大なオブジェがあると思ったらこれは、、

 

 

ともかく大学巡りの後は街を目指して歩きます。

 

天気も変わらず申し分なし!

 

 

 

街に降りて向かった場所は、

Embassy Theatre!

1924年に建てられたNZで最も歴史ある映画館です。

 

NZの映画のスタジオが存在するウェリントンは映画の街。カリフォルニアのハリウッドの様なものです。

映画オードオブザリングが公開された時はここにキャストが集まりパレードが行われました。

 

映画好きの僕としては今回の旅で結構楽しみだったこの映画館。

しかもここ、値段もお安く$10(700円くらい)で観れるのです!

 

これはもう神ですよ。

もしもウェリントンに住んでいたら毎週通います。

(場所にもよりますがオークランドだと映画は$20くらいします)

 

さてようやく遠くに見えてきました。

この古臭い建物の感じいいなぁ。

オールドファッションが好きな人なら絶対気にいるはずです。

 

 

もちろん映画館に来たからには映画も観ます笑

旅先で映画を見ることはなかなかないので逆にそれが楽しいのです。

今回観る映画はこの日の二日前に公開された

Kingasman; The Golden Circle

 

キングズマンシリーズも好きなのでこの映画館との相乗効果でテンションは大上がり。

 

予約していたチケットをプリントアウトしてもらい、

階段横の巨大な鏡をパシャり。

というか映画館ですよこれ博物館並みの雰囲気です。

 

しばらく時間が空くのでカウンターでコーヒーを頼んで時間を待ちます。

館内のカフェも雰囲気あるんだよな〜

 

 

もう一つ最高だったのは、このカフェで提供されるコーヒーのクオリティ

 

基本的には映画館内に外からの持ち込みは禁止なので館内のカウンターでコーヒーを頼むことになるんですがいつもコーヒーと呼べないくらいまずい

ボタンを押して出てくる機械を使っていることが多いからだと思いますが、普通に禁忌を犯して他のカフェでのテイクアウェイコーヒーをこっそり持ち込んだことも何回かあるレベルです。

それくらいまずいんです笑

 

でもこのカフェはしっかりとしたコーヒーでクオリティが高い!

普通にカウンターに本格ワインとかもありますし、映画を観ずにカフェだけにくる人のいる様です。笑

 

劇場内も終始いい雰囲気でした。

キングズマンの映画自体も1に負けないくらい面白かったです!

 

ウェリントンに行かれた際にはぜひEmbassyで映画体験を

 




 

さて映画が終わったのが大体2時半。

帰りは飛行機です。国内線なので余裕はありますが出発時間は5時なので徐々に空港に向かうことも考えなければいけません。

 

もう結構ウェリントンの街は見て回ったので最後にバーに入り、ビールを飲みながらゆっくりと話すことにしました。

 

さて、ここから今回の旅で彼と論じたことです。

 

 

まず鍼灸師と科学者についてですが、前回の記事の最初に科学者と鍼灸師は交わることのない専門家だ!の様に書きました。

でも実は形によってはすっごく似ていると思うんですよ。(どっちだよ笑)

というよりも完全にその一人一人の考え方によるのです。

 

僕は議論が好きなので反対の意見を言い合うのは大歓迎です。そして彼も職業上、議論の絶えない世界で生きているため意見を惜しみなく言い合えます。

意見の食い違うことはもちろんありますが、だからこそ意見が合致するところも多く見つかります。

互いにわからないところを突き詰めたいという意欲があればそれは同じ目的を持っているということです。なので違うことを受け入れられる者なら話が合うのは間違いありません。

 

 

僕は鍼灸師ですが何かを考えるときには科学的な考え方を重要視することは必須だと思っています。

科学的根拠に縛られないのが鍼灸です。人智がまだ到達していないところにアプローチするのが鍼灸です。

なので科学的根拠に屈する必要はありません。

 

しかし、はっきり言って大多数が科学的な側面から考えることをやめてしまえば鍼灸に未来はありません。

それでは医療になり得るはずがないです。

 

今の医療自体は穴だらけですが、鍼灸はもっと穴だらけです。

なので鍼灸の発展の方向性を変える必要があります。今の鍼灸の成長の方向性は現代医学の下に従じる方向性なのでこのままではダメです。

僕はその流れを変えたいと思っていますが、その変化は大多数の鍼灸師が自覚を持たないことには始まりません。

 

 

だからこそ科学的根拠を不要だとはねのける鍼灸師(治療家)は問題だと思っています。

その様な考えで成長した末に行き着く先はスピリチュアルか、宗教的団体なので医療からは遠ざかってしまいます。

 

鍼灸を医療にするには科学的に考えないと不可能です。

なので彼との会話には希望が持てる会話がたくさん含まれていました。

 

 

 

僕が鍼灸を考える上で重要視すべきだと思うのは手技や流派の同時に、鍼の材質だと思っています。

鍼の効果は手技×材質です。なので手技がうまくできている状態で適した材質を使えばその効果は何倍にも高まります。

”材質にさらに着目すること”が鍼灸を医療という方向性に持っていく鍵だと思っています。

 

鍼の材質の違いについては学校で習いますが、せいぜい頑丈かどうかとか、しなやかかどうかとか、パルスに適しているかどうか程度しか習いません。

それでは現代医学の認識の範囲内です。

 

本当に材質を考えるならその物質の構造、分子や原子についてまで考える必要があります。

またどのくらいの純度でその鍼自体が構成されているかも重要ですし、皮膚のどの深さに適応させるかも重要です。

 

このポイントをもっと深めていけば高確率で鍼灸の常識が変わるものができると思っています。

僕はそれを目指しているので新しい物質について常に研究をしている人と話して何も生まれない訳がありません。

 

この旅は僕にとって非常に有意義な旅になりました。

ありがとう。ウェリントン。

という訳で以前に続く旅の記録から見事な鍼灸話への転換でした。

最後のあたりは完全に個人の解釈なので、反対の考えもたくさんあると思いますがご了承ください笑

 

ウェリントンはこじんまりとしてて非常にいい感じの街でした。映画好きの自分としては住むとしたらすごく良さそうです笑

でも今回は天気がよかったからよかったのですが、いつもはあまり天気良くないみたいなのでそれは考えものですね。笑

 

最後の鍼灸話は鍼灸師以外だと面白くないかもしれませんが、旅の記録として読んでください;)





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