学位授与機構、学習成果の題材決め

以前の記事から長く触れていませんでしたが、

久しぶりに学位授与機構のことについて書きます。

 

 

 

 

今回は以前に書いた学習成果についてもう少し詳しく書いていこうと思います。

 

 

昔の記事で一度学習成果についてかなり大雑把に書きましたが笑

学位授与機構から学士を取るまで 学習成果編

 

学習成果の作成は学位授与機構から学位をもらうために多分一番やっかいなものなので

苦戦する人も多くいると思います。

 

 

今回はその学習成果の題材をどうやって決めたら良いかについて書きます。

 

 

 

ちなみに鍼灸師が学士をとったがいいと思うメリットはこちらの記事に書いています。

海外に興味がある鍼灸師は取って損はないと思います。

取っててよかった鍼灸学士

 




 

学習成果の題材決めが最も難しい

 

以前の記事でも書きましたが、学習成果が一番やっかいだと思う理由は

その自由度です。

 

 

こんな事について書きなさいという明確な指示がありません。

そのため、最初は何について書けばいいのかわからない状態になって当たり前だと思います。

 

 

鍼灸学士であれば、書くべきことは鍼灸関連であれば何でもOKです。

 

 

そうなってくるとどの題材が一番書きやすいか、考え始めると思います。

 

 

 

学習成果で書く文字数は1200文字の原稿を10~17枚です。

 

 

最低でも12,000文字を書く必要が出て来ます。

 

多いと思う方もいるかもしれませんが、

実はこれは書いていたら案外すぐに到達する文字数です。

 

 

 

この記事をここまで読んで来たと思いますが、

記事の初めからここまででもう600文字を超えています

 

これだけで1ページ目の半分が埋まっているということです。

読んで見た感じではあっという間ではないですか?

 

 

内容を充実させようと思って書いてたらすぐに文字数は増えて行きます。

 

実際に僕は17ページギリギリになってしまい、

逆にどうやってはしょりながら書こうかと頑張っていました笑

 

 

もしもトピックを大雑把に広げすぎたり、書きたいことがしっかりと決まらずに広範囲のトピックを選んで初めてしまうと

文字数がオーバーしてまとまらなかったり内容に深みがなかったりとあまり読んでいて気持ちいい学習成果にはならないと思います。

 

 

 

そしてあまりにも内容を広げすぎると、学習成果の次に待つ試験の時に苦労します。

試験は自分の学習成果から出題されるため、広げすぎると広げた分の範囲をカバーしなければならないからです。

 

 

なのでトピックを選ぶ際には

狭い範囲に絞って書くことが重要です。

 

 

 

書くべきことは、”好きなこと”

 

ではトピックを絞るのであれば、どの様に選ぶのがいいのでしょうか。

 

僕の中では圧倒的に”好きなこと”、つまり”自分の興味があること”について書くことで

間違いなくいい学習成果が作れると思っています。

 

 

 

勉強や仕事を含め、作業が一番捗る時は、

自分が楽しみながらやっている時です。

 

 

書きたくもないことを書いていこうとしてもなかなか作業は進みませんし、

勉強しようにもモチベーションは上がりません。

 

 

自分が知りたいこと気になること考えていると楽しくなることなどがあればそれを選ぶといいです。

 

 

 

以前の記事に書いた通り、僕は昔のクリニックで先生がやっていた刺さない鍼

どうやって身体に影響を及ぼすかを単純に知りたかったのでそれをトピックに決めました。

 

結果的に作業はどんどん進み、論文内には書かなくて

知る必要のないようなところまで掘り下げて調べてました笑

 

 

 

 

それでもまだこれといってトピックが浮かばない人。

 

もしも特に自分が興味があったり、調べたいと思うものがないと思うのなら、

鍼灸の論文や記事をとりあえず読みまくってください。

 

本で探そうとすると読むのに時間がかかってしまう上、本自体が既にトピックが絞られているものなので

本での知識の掘り下げは良くても、

トピック探しはあまりオススメしません

 

 

なので違った切り口、焦点、著者の短めの論文をたくさん読んでくだい。

 

読んでいると一つ一つの論文の中に必ず何か自分が疑問を持つものが存在するはずです。

 

もしかしたらそれだけではあまり論文向きのことではないかもしれません。

そこで、論文を読んで疑問に思う点だったり、興味を感じる点を見つけたら一言でノートに書き記します

 

ある程度書き出した後に、ノートに並んだ自分の疑問点リストを眺めると

そこから全く違うと思っていた疑問の共通点が見つかったりします。

 

それこそがトピックの卵です。

 

あとはその疑問点がある程度明確になったら、それを簡略化させるだけでトピックの出来上がりです。

 

 

一つの論文から見つけた疑問だけだと一つの切り口からの観点ですが、

他の論文から同様の疑問点を見つけたことによりそこにそれまでにはなかった多様性が生まれます。

 

 

多様性が生まれれば元は一つの疑問にも関わらず、

広げる切り口はたくさんあるということなので、行き詰まることも少なくなります。

 

 

あとはこれでどんどん疑問を掘り下げていけば、あっという間に文字数は上限近くに達して

むしろどうやってはしょるかという悩みに早変わりします笑

 

 

なのでトピックに迷ったら

まずは記事を読みまくるを実践してみましょう。

 




 

終わりに

 

今回は簡単にですが学習成果のトピックをどのように選ぶかについて書きました。

 

 

なんとなく初めてトピック選びに失敗してしまうと後からでは訂正するのが難しかったり、

場合によっては内容全変更も考えてしまうかもしれません。

 

何回も書くのに詰まってしまうと時間的にも精神的にも辛いです。

なのでトピック選びは非常に難しく、重要なのです。

 

 

もしも迷っている方がいるのであれば、ぜひ上の方法を試してみてください!

 

 

着手する前は不安だし難しそうと思うかもしれませんが、疑問点を見つけて始めてしまえばあとは大丈夫です。

 

基本的に専門学校では論文は必須ではありません。なのでこれもいい経験になります。

せっかくの機会なので気を楽に、楽しんで書いていきましょう!

 







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