東京での勉強会

こんにちは、 Kokiです

 

 

 

 

早くもう2月に突入しましたね。

 

2017年になってNZに帰ってきてから三週間とちょっと経ちました。

 

 

帰ってきた翌日から仕事復帰で、しばらくはバタバタしてて更新してませんでした笑

 

 

 

それに日本との時差は4時間程度なので、時間の変化もそこまできつくないと思ってたら以外と最初は仕事中眠くなったりちょっと大変でした笑

 

2年前カリフォルニアに行った時は15時間くらい時差があってもピンピンしてたんですけどね。

 

年かな笑

 

 

 

 

ともかく、今は再びNZの日常に落ち着きました。

 

 

 

というわけで、今回は今年の初めに東京で参加した鍼灸のワークショップの話を少しだけします。

 

 

 

 

 

 

 

年明け前からマレーシア、そして日本と里帰りをし、

その後NZに帰る前の数日間は東京に滞在しました。

 

 

鍼灸道具の老舗、三景さん主催の鍼灸勉強会に通訳として出席するためです。

 

 

 

勉強会は1月の13から15日までの三日間で行われました。

 

 

今回のワークショップの講師はマレーシアで開業されているイギリス人の先生。

 

 

僕がマレーシア時代に

お世話になった師匠です

 

 

 

師匠ということもあって僕の治療法がかなり似ているため、通訳兼講師アシスタントという形で呼ばれました。

 

 

マレーシアからニュージーランドに引っ越してからちょうど1年ほど。

 

約1年ぶりに一緒に仕事することができました。

 

 

インドネシアのジャカルタの勉強会で何度か講師アシスタントとして参加したのと、2015年に東京で温竹灸の通訳兼アシスタントという形で参加したので

昔も何度か同じような形でワークショップをしたことがありました。

 

(ちなみに以前の東京の温竹勉強会について僕が書いたレポートが”北米東洋医学雑誌 North American Journal of Oriental Medicine”の2015年11月号に記載されています。もし確認できる方はチェックしてみてください!)

 

 

 

しかし前回の東京の勉強会は1日だけだったのに対し、今回のコースは3日間。

 

 

ジャカルタでは同じ3日間のコースでしたが通訳は現地のインドネシアの先生で、僕はアシスタントとしての参加。

 

 

 

なので今回の3日連続通訳+アシスタントというのは初めてで、ちょっとしたチャレンジでした。

 

以前は1日のワークショップの通訳で結構疲れた覚えがあったので3日連続はちょっと不安でした笑

 

 

 

 

今回のワークショップの内容は

 

間中式治療法

 

 

 

 

この間中式、知っている方も多いかもしれません。

 

 

 

外科医でありながら鍼灸の魅力にはまり、様々な研究を重ねながら鍼灸を続けた、

間中喜雄先生によって確立された治療法です。

 

 

 

僕が師匠に最初に習った治療法がこの間中式で、

今でもほとんどの患者さんをその理論に基づいて治療しています。

 

 

僕が思うこの治療法の一番良いところは、

しっかりと確立された機序があるにもかかわらず、他の治療法やテクニックもその治療内に簡単に盛り込むことができるため、

他のいろいろなところから仕入れたテクニックをどんどん併用して活用できるからです。

 

 

 

間中先生は自分の生徒によくこう言っていたようです。

 

“私の言うことを盲目的に信じるな”

“何か考えがあるなら実際にやってみて、経過を見て、そして結果がどうだったか教えてくれ”

 

 

 

自分がやっていることを他人に強制せず、常にオープンマインドで、

新しい結果やより良い治療法をいつでも考えているところが研究者らしくて好きです。

 

 

そんな間中式の治療についてはいつか語るとします。

 

 

 

 

今回のワークショップは参加者が少なめだったので一人一人に集中して行うことができました。

 

 

理論の説明から、細かいテクニックまで解説していきました

 

 

灸頭鍼

 

講師のオラン先生

 

 

 

間中式の特徴とも言えるイオンパンピングコードを使った傷跡への治療

 

半年以上前にスケートボードで転んだ傷が未だに赤く残っているのでそれに対して僕の腕にしています。

 

 

三日間の勉強会での1日通訳。

以前感じたほどの疲れはあまり感じませんでした。

 

その分自分の英語力も伸びてるってことかな笑

 

 

それよりも治療のアイデアとかは患者に毎日英語で説明しているので、

今回は逆に日本語力のなさを痛感した感じです笑

 

 

 

 

 

はい書きながら気付いてます。

 

写真全然撮ってませんでした。

 

 

 

 

 

写真少なすぎてあまり紹介できなかったですね笑

 

 

 

 

とりあえず三日間が終わった後は、

ほぼ恒例となった先生と観光。笑

 

 

 

 

 

 

間中式は日本で生まれ育った治療法なのに

日本ではあまり有名ではありません。

 

 

 

むしろその技術が海外に出て、

今ではヨーロッパやアメリカなどで日本式鍼灸として盛んに行われています。

 

 

僕と先生が何度か教えに行ったインドネシアのジャカルタでも

多くの鍼灸師や、中医学のドクターが今では日本鍼灸という名目で間中式をしています。

 

 

 

 

日本鍼灸は、従来の中医学に沿った鍼灸に対して痛みの少ない治療法が多く

外国人からは人気が高いです。

 

 

 

 

なので海外を考える鍼灸師は間中式の勉強を考えてみてはいかがですか?笑

 

 

僕はこの治療法に出会ってから

治療方針や、人体に対する考えがガラリと変わりました。

 

 

今の日本では学校でも習うことはできませんし、知っている人も少ない治療法。

学べるチャンスは多くないです

 

 

 

でもいつかまた日本で間中式の勉強会をする時がくると思います。

 

 

 

これから何度かブログでアイデアをシェアすると思うので、

 

それで興味が湧いた方は、その時には是非ご参加ください!

 

 

 

 

あまり勉強会の話をせずに終わってしまった。笑
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