12月に入り、南半球のニュージーランドはかなり暖かくなってきました。
去年の1月半ばにNZに来てから早いものであと一ヶ月とちょっとで一年経ちます。
日に日に夏の訪れを感じるたびに実感します。
こっちについていろんなことを経験しているうちにあっという間に時間が経ってしまって
もう1年経つのか、、と感じる自分もいれば
ニュージーについて新しいことをたくさん学んだけどまだこっちに来て1年も経ってないんだ、、と思う自分もいます。
さて、もうすぐ1年経つってことで考えなければならないことがあります。
ビザです。
僕はこちらに来て手っ取り早く仕事を始めたかったのでワーキングホリデーで入国しました。
そして無事に鍼灸師として登録されて、仕事を始め、
なんの問題もなく今まで仕事をしていました。
ワーホリの期限は1年。
ニュージーランドの場合、3ヶ月の延長もできますが数ヶ月間ファームで働いていないとダメなようです。
てわけでそろそろビザの切り替えも早くしないとと焦り始めたのが9月の終わり。
本当はもっと余裕を持って行動しないとビザ関係は予想外のことがしょっちゅう起こるのでダメなんですけどね笑
それから書類とかを揃え始めてようやく揃ったのが約10日前。
揃ってすぐオンラインで申請しました!
一番右のStatusの欄がUnsubmittedだったのがSubmittedになってます!
申請から23日以内には結果が出るみたいなのでクリスマス前までには新しいビザが受け取れるかな。
どうせなので申請までの手順を軽くかきます。
ちなみにですが申請前に、申請に関していろんな情報を探してたんですが、古い情報がたくさんあってちょっと混乱しました笑
結構イミグレのシステム自体も数年と経たずコロコロ変わるので、絶対New Zealand Immigrationのホームページで確認したほうがいいです。
全部英語ですが、ニュージーのイミグレのページはありがたいことにかなり見やすいです。
なのでこのブログも参考程度にしてください!
さて就労ビザですが、ひとえにワークビザと言っても種類はいろいろあります。
ですがNZで就労ビザを取るという多くの方は
Essential Wark Visaをとることになると思います。
就労ビザの申請は比較的簡単です。
雇用先からの協力があればエージェントを頼まずとも自分でできるレベルの手続きだと思います。
最近はビザの申請方法なども変わってきており、基本的にはインターネットからのビザ申請が一番早く、簡単で推奨されているみたいです。
ちょっと前まではインターネットでの申請はWork Visa Apprication formのみの申請で他の証明書などの書類は郵送する必要があったみたいです。
でも今はシステムが変わり、全てインターネットから可能です。
証明書等はPDFファイルなどでページにアップロードします。
数年前まではビザのラベルをパスポートに貼ってもらうためにパスポートも郵送する必要がありました。
なので運が悪ければ緊急の時でも国を出れないという事態がしょっちゅうあったみたいです。
それも今ではE-Visaというシステムがあって、全部データ上で管理されているのでパスポートを送る必要はないみたいです。
自分が持ってるビザのステータス等は全て自分のオンラインアカウントページで確認できます。
あと、僕と同じように海外からビザを更新、または取得しようと考えている人、
ポリスレポート(無犯罪証明)は早めにした方がいいですよ
日本国内からの取得であれば1,2週間で取れるようですが、
国外からだと約2ヶ月かかるみたいです。
海外経験が比較的長めな人たちの中では結構常識みたいですが、
少なくとも僕はびっくりしました笑
申請から発行まで1ヶ月とかからないからなんて考えて、もしギリギリまで先延ばしにしてたらえらいことになってました。
書類で一番時間がかかったのはこの無犯罪証明書ですね。
あとは雇用先に書いてもらうフォーム。
そのフォームもイミグレのページからダウンロードできます。
結構書いてもらうことも多いので雇用先とは早めに話しておくといいと思います。
ちなみにニュージーランド人じゃなく外国人を雇う理由と、
ニュージーランド人を雇用しようとしたけど基準に合う人が見つからなかったという証明も雇用主から出して貰う必要があります。
ニュージーランド人を雇用しようとしたという証明は、求人サイトに広告を出したよって証明で大丈夫です。
広告を出して1ヶ月ほど経っていると安全なようです。
僕の場合、2ヶ月以上前から広告を出して準備してくれてたみたいです。笑
そして日本人の僕を雇う理由としては、
- 日本語を話せて、日本人の患者も問題ないから
- 日本式の伝統鍼灸ができるから
という二つの理由でした。
もちろんこの内容は仕事やその人の経験などで変わってきますね。
あとは必須ではありませんが念のためにと、
ニュージーランド人を教育できない理由
というレターも貰いました。
ニュージーランド人に日本語を一から学んでもらうのは短期じゃ不可能だ
という事と、
日本式鍼灸を勉強するには日本の学校に最短3年、そしてそれ相応の臨床経験を積まなければならないがニュージーランド国内ではそれらの経験を積むのは難しい
というような手紙の内容でした。
イミグレーションオフィサーにとっては、日本鍼灸うんぬんなんて関係ないのでこのようなレターがあると分かりやすいってことですね。
まぁこんなところが就労ビザ申請においてわかりづらいところじゃないでしょうか。
ある程度見てもらえば分かる通り、
僕の雇用先はかなり準備がいい会社です。
大きめのクリニックということもあって、今までにいろんな外国人のビザサポートをしたことがあったのだと思います。
ありがたいことにあっという間に書類を準備してくれました。
このようにビザ申請の経験がある会社だと比較的スムーズに事を運ぶことができます。
しかし、もしあまり雇用先にそんな経験がなく、自信がないようであれば、そこは自分でなんとかするしかありません。
そんな時にでもこの記事を参考にしてくれればと思います。
ビザの取得を手伝ってくれるということは非常にありがたいことです。
現地の人を雇えばビザ取得の手間も心配も、何もないんですから。
なので基本的には雇用先に頼りすぎず、自分でマネジメントしながら事を進めていくよう頑張りましょう。
というかこんな長々と事を書いておきながらビザ下りなかったらどうしよう。
笑
外国での日本人鍼灸師の活躍楽しみにブログ拝見しています。
私も来年鍼灸学校卒業してから海外にでるつもりです。ニュージーランドでのご活躍応援しています。
sachiさん、コメントありがとうございます。
これからどんどん海外に興味が有る鍼灸師が出てくるといいですね。国家試験に向けて勉強頑張ってください!