一つのことしかできない専門家はこの時代に必要なのか

あなたは何の専門ですか?

 

このブログに来ている人には鍼灸師が多いかもしれませんが、他にもたくさんの専門を持った方が見てくれているのではないかなと思います。

 

 

ちなみにここで言う専門とは、専門学校で習うことだとか資格だとかである必要はありません。

自分がある会社で働いていて、一般の人よりも知識や技術がある分野であればそれはもう専門と呼べるのではないでしょうか。

 

 

専門は突き詰めるとそこに人として価値が出て来ます。

専門を持って手に職と言われるのはそのためです。

 

 

しかし僕が思うことは、今の時代に一つの専門にこだわっている人は価値を生みづらいと言うことです。



僕はクリニックで鍼灸師として働き、生計を立てています。

なので僕の専門は鍼灸です。

 

 

しかし今は鍼灸師でもいつまでも鍼灸師である必要はないと思っています。

何か違うものに興味が出ればそれを始めればいいし、それで生きていけるのであれば鍼灸師という仕事を毎日続ける必要はありません。

鍼灸治療自体はするのは好きなので、極論を言えば仕事にしなくてもたまに代金お任せで患者を治療する程度でもいいと思っています。

 

 

 

でもそんなこと言うと、

”何かの片手間でやるなんて鍼灸という分野を甘く見ている”

”一つの仕事に専念していない”

”患者に失礼だ”

などと言ったお叱りを受けるかもしれません笑

 

でも僕はその様な一つの専門至高主義とは考えが逆で、

皆どんどん”メインの専門”と関係ないことを進んでやるべきだと思っています。

 

 

 

 

メインの専門とは主に自分が力を入れているもので、ほとんどの場合そのメインの専門で生計を立ててることが多いです。

僕でいうところの鍼灸です。

お菓子職人であればお菓子作りがメインですし、作家であれば執筆がメインになります。

 

 

 

今の時代の流れは早いです。

 

昔からある仕事は、だいたいどの業界も飽和状態です。

たとえ新しい仕事が生まれても、そこで一人成功者が出るとどんど人が集中し、あっという間にその需要は無くなります。

 

 

そのような時代で一つの専門だけをどんなに頑張ってやっていても、他にだいたい同じ様な人がいるんです。

鍼灸だけをずっと頑張っても、鍼灸師は日本だけで10万人以上います。

 

確かに一つのことに専念すれば技術は伸びるかもしれません。

それでも50%以上に食い込むことくらいはできても、その中の上位5%に食い込むのは天才でもない限り、容易ではないと思います。

 

 

 

でもここで上位に食い込むために一番簡単な方法があります。

それはメインの専門とは違ったサブの専門を持ち込むことです。

 

サブの専門をメインの専門に組み合わせることによって、他の専門家たちとは違う特別な専門家になることができます。

 

そしてそのサブの専門は自分の専門と離れていれば離れているほど効果的です。

 

 

 

 

例えば鍼灸ができる人がいて、かつ漢方もできる人がいます。

確かにそれだと鍼灸しかできない人よりも需要は高そうですが、専門性が近すぎてその両方ができる人はたくさんいます。

 

鍼灸と柔整鍼灸とフィジオなども同様です。

それらの専門性は近く両立させやすいため、その両方ができる人は比較的多くいます。

 

 

 

 

 

でももし鍼灸ができる人で、絵がめちゃくちゃうまい人だったらどうでしょうか。

かつそれにユーモアが重なれば、鍼灸関連の漫画家として成功するかもしれません。

 

 

鍼灸ができる人で、風水の知識があり、家具を作るのが得意な人であれば、

鍼灸のクリニックの雰囲気に合うエネルギーを高める家具を作り出すことができるかもしれません。

 

 

鍼灸ができる人で、アプリ制作が得意であれば

面白くて鍼灸を知る為になるスマホゲームが作れるかもしれません。

 

 

この様にパッと思いついて適当に挙げただけでも、他の大多数の鍼灸師と違う専門家になっていることは明確です。

 

 

 

 

それらが事業として成功するかはまた別問題ですが、新しい分野を生み出す可能性が高まることには変わりありません。

 

そして上に書いた様な飽和状態の世の中に生まれてくる新しい業界というのは、

ほとんどが既存の業界の重ね合わせです。

 

 

 

もしも上の例に書いた鍼灸風水家具が一度大成功を収めたら、必ず真似をする人が現れます。

そうなるとそこに競争が始まり、結果的にそれが新しい業界になるのです。

 

そしてそれは国民全体の鍼灸という認識にも影響を与えることになり、結果的に鍼灸業界自体にも新しい風が吹くことになります。

 

 

 

 

自分の希少価値は一つのことばかりをやっていてもあまり高まりません。

技術とは上がれば上がるだけ、上がるのが難しくなるものです。

 

関係のないいろんなことをしながら鍼灸をしようが、

鍼灸一筋でいろんな勉強会に参加して技術を学ぼうが、

結果は患者がどう思うか次第です。

 

 

赤の絵の具をどんなに濃くしても赤には変わりありません。

でもそこに一滴の青を入れるだけで色が紫に大きく変わります。

 

自分特有の色を出すためには

三つ以上の色(専門性)を持つ努力をしましょう。




今回は一つにこだわらずにいろんなことをどんどんやろうという記事でした。

 

 

 

僕は鍼灸をして英語が話せますが、海外では基本的に英語は話せることは当たり前です。

 

しかし鍼灸ができる人と英語が話せる日本人は多くいても、日本式鍼灸ができて英語も話せる日本人そう多くありません。

なのでNZでは自然と価値が高くなります。

 

 

今は鍼灸の他にも写真や、動画ウェブデザインをやりながら英語ドイツ語も続けています(地道にですが笑)。

近い将来には生物科学関連を勉強したいと考えています。

 

5年後にこの中のどれをメインにやっているかはわかりませんし、またこの中に新たなジャンルが増えているかもしれません。

 

どれも全部自分の好きなことなので

自分でも最終的にどこに行き着くかわからないくらい方向性がバラバラです

 

でもこうやっていろんな分野に手を出しているからこそ、目の前にはいろんな道が広がっていると自分の中では感じています。

 

 

 

人生の生き方は人それぞれなので賛否両論あるはずです。

結局は自分の好きにやるのが一番です。

 

でもなるほどなと思った方は自分の鍼灸師としての価値を高めるためにも、自分の趣味をどんどん突き詰めましょう!笑

 





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